初の太陽光発電所を建設したHELIOS社 | KP STREAM | 関西ペイント株式会社 Wed, 06 Mar 2024 10:34:11 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.1 初の太陽光発電所を建設したHELIOS社 /kp-stream/sustainability/6/ Tue, 06 Apr 2021 08:29:54 +0000 /?post_type=sustainability&p=308

2021年3月、HELIOS TBLUS初の太陽光発電所が運転開始しました。
この太陽光発電所は、当社の持続可能性目標に計り知れないほどの貢献をします。この投資は、発電所の耐用年数の 3 分の 1 より早い 6 年半で回収できます。

本プロジェクトのコンセプトデザインは 2020 年に作成され、実現するために必要なすべての改修を行いました。5 か月という短期間で太陽光発電所は稼働を開始しましたが、これもHELIOS チームと請負会社 Gen-i の良好な協力の賜物です。

新しい太陽光発電所が設置されたスロベニアのメドボデ県プレスカでは年間約650万kWh消費しており、これはスロベニアの一般家庭の電気量の約2000倍に相当します。
設置されたパネルは最も近代的かつ強力なもので、年間平均 290,000 kWh の電力を生成します。これは、設置された太陽光発電所が敷地内のニーズの 8 ~ 10% を賄っていることを意味します。持続可能な開発と環境への配慮に対する当社の取り組みは、残りの電力消費にも関係しています。送電網から当社に供給されるエネルギーはすべて再生可能エネルギーで賄っています。

この太陽光発電所は、今後計画している数多くの太陽光発電所の第1号であり、当社がCO2排出量を削減し、持続可能な企業への道を歩むための大きな一歩といえます。

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家庭用暖房ラジエーター用の低温硬化形エマルジョン塗料 /kp-stream/sustainability/8/ Thu, 31 Dec 2020 11:17:29 +0000 /?post_type=sustainability&p=257

KABS(トルコ)は、家庭用暖房ラジエーター用塗料のマーケットリーダーです。ラジエーターは、最初にパネルを表面前処理し、それをウェットプライマータンクに浸すという2段階のプロセスで塗装されます。140℃でオーブン硬化した後、粉末トップコートを下塗りしたラジエーターに静電塗装し、160℃〜190℃でオーブン硬化します。

このプロジェクトでは、浸漬型ウェットプライマ-の塗装工程における環境への影響負荷の低減を目指しています。
これにより、現在使用されている水性エポキシエステルベースのプライマーが140℃で硬化するのに対して、より低い温度(100℃)で硬化できる新しいエマルジョンベースのプライマーを、国内の電化製品メーカーに導入できます。

省エネルギーに加え、塗料からの共溶媒排出量を最小限にして顧客の塗装工場を火災のリスクを減らし労働衛生面でより安全な場所にすることを目指しています。また、硬化技術が変わることでオーブンから排出されるガスが減少するため、大気汚染を減らすことに繋がります。

新エマルジョン塗料を使用すると、VOC排出量は300g /Lから25g / Lに減少します。 新配合により、顧客先の浸漬タンクからの一時的なVOCを除くと年間310トンのVOCが削減できると予測しています。年間1500トンの金属を塗装するこの業界の一般的な塗装工場では、硬化温度が40℃低下することにより、初期の試算では年間4,435MWhの省エネと年間375kユーロ(ガス代:0.072ユーロ/kwh、7680時間/年)のコスト削減が可能になります。(ガス代:0.072€/kWh、7680時間/年)のコスト削減が可能となります。
年間1500トンの金属を塗装するこの業界の一般的な塗装工場では、硬化温度が約40℃低下することにより、
初期の試算では、年間4.435MWhの省エネと年間375k€(ガス代:0.072€/kWh、7680時間/年)のコスト削減が可能となります。

さらに、本技術の導入により、地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(CO2換算排出量、CO2gCO2eq)が現行技術と比較して32%削減できると暫定的に試算しています。

この新技術は、新型コロナ感染症のパンデミックによる遅延が発生しなければ、2021年中にこの産業部門で普及すると予想されます。

  • 軟鋼製の家庭用パネルラジエーター。電着塗装した水性プライマーの上に粉体下塗り塗料が塗装されています。軟鋼製の家庭用パネルラジエーター。電着塗装した水性プライマーの上に粉体下塗り塗料が塗装されています。
  • 揮発性有機化合物

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。

    硬化温度

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。

    地球温暖化係数またはカーボンフットプリント

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。
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Belinka Perkemija社が「FDIアワードスロベニア2020ーグリーン部門」を受賞 /kp-stream/sustainability/9/ Wed, 16 Dec 2020 10:47:20 +0000 /?post_type=sustainability&p=249

ヘリオス社のグループ会社であるBelinkaPerkemija社は、スロベニア共和国のビジネス環境へ大きく貢献した海外出資企業を対象として贈られる「FDIアワードスロベニア2020」を授与されました。
同社は、スロベニアのグリーンケミストリー(環境に優しい化学)の分野で二酸化炭素(CO2)排出量を削減し、規格を改善することを目的として多くの対策を導入しました。
その結果、自然とクリーンな環境を保護するための取り組みが評価され、「グリーン部門」を受賞しました。
授賞式は、2020年12月16日、昨今のコロナ禍の状況によりオンライン形式で開催され、公的機関であるSPIRIT Sloveniaより外資オーナー、スロベニア従業員、およびそのサプライヤーと顧客に栄誉を贈られる機会となりました。

彼らは、生産活動で発生するCO2排出量を削減するためのさまざまな方法を開発しています。ほとんどのCO2は回収され、液化されます。さらに、同社はパートナーと協力して、CO2を新しいグリーン製品に組み込む方法を開発し、グリーン水素を生成する機会も模索しています。

また、同社は継続的にエネルギー効率を改善しており、e-ビジネス(業務プロセスのデジタル化)導入にも注力しています。
加えて、より健康で快適な環境づくりに貢献することを目的に、施設の境界線に沿って広大な黒松の植林を行いました。

  • 記念式典と盾記念式典と盾
  • 受賞を喜ぶマネージングディレクターFranci Stele氏受賞を喜ぶマネージングディレクターFranci Stele氏
  • BelinkaPerkemijaの施設の境界線に沿って植えられた黒松BelinkaPerkemijaの施設の境界線に沿って植えられた黒松
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Plasconの新製品である屋根用塗料、新たな水質保全への取り組み /kp-stream/sustainability/13/ Fri, 01 May 2020 10:30:13 +0000 /?post_type=sustainability&p=217

Plascon の新製品であるTradePro Roof&Moreは、有害なAPEO(濃縮アルキルフェノールエチレンオキサイド)化学物質を完全に含まないアフリカ初の屋根用塗料です。APEO化合物は、環境に放出されたときに長くとどまり生体蓄積性があり、人間や野生生物、特に海洋生物に対して毒性があります。従来の屋根用塗料にはすべてAPEO化合物が含まれており、時が経つと共に環境に流れ出し、土壌、地下水面、川、そして最終的には海を汚染します。このため、欧州連合国をはじめ多くの国では、APEOの使用が禁止されています。水は再利用可能な資源ですが、汚染や水不足を避けるために責任を持って処理し、保管する必要があります。南アフリカは世界で最も水が不足している国の1つです。大切に水を使用するために、屋根から雨水を得る方法があります。TradePro Roof&MoreはAPEOを使用していないため、飲料水以外の用途で雨水を安全に使うことができます。​

  • Plasconの新製品である屋根用塗料は、水質保全に取り組んでおります。Plasconの新製品である屋根用塗料は、水質保全に取り組んでおります。
  • TradePro Roof&Moreで塗装された学校。 雨水貯留を支援するために、プラスコンによって貯水タンクも設置されました。TradePro Roof&Moreで塗装された学校。 雨水貯留を支援するために、プラスコンによって貯水タンクも設置されました。
  • TradePro Roof&Moreパッケージに表示されるAPEO(アルキルフェノールエトキシレート)フリーロゴTradePro Roof&Moreパッケージに表示されるAPEO(アルキルフェノールエトキシレート)フリーロゴ
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Helios RESINSが ISCC Plusの認証を取得 /kp-stream/sustainability/14/ Sat, 04 Apr 2020 09:39:01 +0000 /?post_type=sustainability&p=802

KANSAI HELIOSグループの特別事業部門であるHelios RESINSは、2021年9月にISCC PLUS(国際持続可能性カーボン認証)の認証を取得しました。The ISCC Plusは、原材料や製品を持続可能な形で供給するための仕組みを構築し、認証する国際的な認証制度です。また、温室効果ガスの排出削減や社会的持続可能性といったサステナビリティの基準も含まれています。

Helios RESINSは、この認証システムの要求事項に基づき、持続可能な原材料から生産されたポリエステル樹脂を提供しています。原材料は原産地まで完全に追跡可能になっています。従ってこの材料は、生態学的、社会的、経済的に持続可能な方法で生産されていることが保証されます。ISCCが他の類似システムと異なる社会的側面として、最も高い基準での持続可能性の実装を目的としていることが挙げられます。

スロベニアで初めてISCC Plusの認証を取得したことで、KANSAI HELIOSグループは持続可能性に向けた確かな方向性を打ち出しています。

  • ISCC PLUS認定書ISCC PLUS認定書
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