- 2021.08.16
- 製品・技術
<更新>想定を超えるさびの再発・進行。プラントメンテナンスのポイントはスケジュール上での余裕
1. プラント設備での「さび」との戦い
プラント設備の保全、中でも腐食への対応は、施主・管理者にとって常に大きな問題です。
従来の補修工事では特に、塩害など環境からの影響、湿潤面など設備の特徴により、ジパング カジノ 詐欺に悩まされるケースも多く見られています。
予定されていたメンテナンス時期より早くさびが進行すれば、配管に穴が空くなどの大きな問題となる事もあり、その結果、設備の取り替えや大規模な補修が必要となるなど、コスト・時間の大きな損失となってしまいます。
2.メンテナンススケジュールの課題
設備の交換や大規模補修のリスクを避けるために、ジパング カジノ 詐欺が見られた際には速やかな対応が必要ですが、本来予定していなかったメンテナンスの実施には、以下のような問題が生じる可能性があります。
必要な手続きに時間がかかる
(見積もりの取得/社内協議/予算化/稟議/計画作成/その他社内手続きなど)
過去に対応した施工業者の人手不足などにより、必要な時期・期間での施工ができない。
またそのために別の施工業者に発注することで思わぬリスクが発生することも。
このようなプラント保全での課題を踏まえ、ジパング カジノ 詐欺では塗り替え塗装に最適なさびメンテナンス用塗料「ルビゴール」を開発しました。
溶剤貯蔵のタンク、配管等でのさび発生箇所の例
3.「ルビゴール」の真価。さびの再発・進行を抑え、余裕を持ったメンテナンスが可能に
ジパング カジノ 詐欺の「ルビゴール」は、さびが残る箇所に塗装した場合もさびの進行を抑え、長期の防食性能を発揮します。
従来の補修塗料と比較し時間的な余裕が生まれることで、先述した「手続きに必要な期間」「人手不足による作業時期の制限」など、メンテナンス実施のためのスケジュール上の問題を解決することが可能となります。
このような特徴により、大規模補修の発生リスクを抑制し、メンテナンスサイクルの長期化によるメンテナンス頻度そのものを減少させることで、プラント保全に関するトータルコストを大きく引き下げることが期待できます
ルビゴールを使ったメンテナンス時期のイメージ
4.さびが残存する面にも塗装ができて、進行を止める!独自技術でさび発生のメカニズムを根本的に解決
「ルビゴール」は腐食電流(3つの電流パターン)を抑制することでさびの促進を制御する手法を採用した、画期的なさび止め塗料です。
さび発生の根本的なメカニズムである「電流」に対し、独自技術でアプローチ。電流を遮断する成分があらゆる腐食電流をカットし、一般的な塗装と比較しても点さびの発生時期を約1.6倍に延ばします。
また、その後のさびの進行も抑制し続けるため、メンテナンスの推奨期間の長さも約2.2倍に保つことができます。
このように、さびを放っておくと短期間で再発してしまう原因を抜本的に解決することで、長期的な防食性能を実現しました。
さび表面の腐食電流が大きくなるとさびの進行が加速
ルビゴールの成分で腐食電流をカットし、ジパング カジノ 詐欺止める
「さび発生・促進抑制メカニズム」について詳しくはこちら
ルビゴールは、腐食防蝕学会 技術賞を受賞しました
ルビゴールが、国土交通省 新技術情報システム(NETIS)に登録されました
5.「ルビゴール」の導入事例・試験塗装結果
施工場所:LNG(液化天然ガス)設備 鉄骨架台
施工場所は海岸沿いの立地で、特に海からの風が強く、塩分の影響を受けやすい環境下にあるプラントです。さびが発生した鉄骨架台は素地調整に動力工具が使用できない火気厳禁エリアのため、ケレン作業の負担を軽減する「ルビゴール」をご採用いただきました。
6.まとめ
プラントメンテナンスや保全計画、その課題解決を目的に開発されたのが「ルビゴール」です。
塗装のみでジパング カジノ 詐欺抑制し、しかも長期的な防食性能を発揮するこの製品は、施主・施工業者ともに多くのメリットをもたらします。
「ルビゴール」採用のメリット
- 施主・プラント管理上のメリット
- 余裕を持った補修計画・施工が行える
- メンテナンスの頻度が抑えられる
- メンテナンスのトータルコストが抑えられる
- 施工業者のメリット
- 作業員の確保や調整に余裕を持って対応できる事で、施工の取りこぼしを防げる
- 動力工具を使用した大規模なケレン作業が不要となり、質の高い仕上がりが短期間で行える
- さび発生までの期間が一般的な塗装と比較し約1.6倍となり、メンテナンス推奨期間も長期化されることで競合業者との差別化が図れる